恐竜好きな方なら、きっとご存知のモノニクスをモチーフに陸戦型ゾイドを描いてみました。まぁ、以前に某お絵描き掲示板でラクガキしたもののリテイク版――と言ってしまうと、身も蓋もないんですが。なお、前肢が大きすぎるとか、後肢はもっと長いとか、こんなのモノニクスじゃない的なご意見、ご感想は丁重にお断り申し上げております(笑)。
さて、モチーフにしたモノニクスは適当に調べていただくとして、今回のポイントは、モノニクスをモノニクスたらしめている特徴的な前肢を砲としてアレンジした部分ですね。それから、胴体を二分割しているところ。よく見ていただくとわかると思うのですが、胴体の前半分と後ろ半分とに分割されていて、その間を3本のシリンダーで接続しているという状態なんですね。
それぞれのシリンダーは、リニアアクチュエーターのようなものだと思っていただければよいのですが、それにしてもたった3つでは重量を支えられそうにありません。そこでマグネッサーシステムを併用して、ある程度の機体重量をキャンセルしているという設定で、よろしくお願いします(笑)。
ところで、どうして胴体を前後(あるいは、上下)に分割したか……というと、実はあまり深い理由は無くて、描き進めていくうちに気付いたらそうなっていたという感じなのです。差しあたっての言い訳としては、高速で走行したときの胴体の上下動を吸収し、胴体前半部が殆どぶれないため、射撃精度が向上する――とか。まぁ、そのあたりでしょうか。軍用機にしては、えらくカラーリングが派手なのは、技術実証試験機という位置づけであるから。本機で収集されたデータが、次期共和国軍ゾイド開発へ活かされていく……といいなぁ。