■機体説明
共和国軍の新鋭量産小型ゾイド。概して大人しく従順な性格であり、変な癖もないため、非常に扱いやすいという特質を備える。元来、軽快な運動性能を有する本機は、各種オプション兵装をマウント可能なハードポイントを背面に設定することによって、高い汎用性の獲得に成功している。ただし、あまり好戦的な気質ではないことから、近接格闘戦は不得手としており、主に中長距離からの支援攻撃や、戦術防空用、工兵用ゾイドとして運用されることが多い。
2003年の暑中お見舞いイラストとして描いた、ランベオサウルス型ゾイドです。
元はと言えば、パラサウロロフス型ゾイドのデザインを考えているところから生まれた、いわば副産物のようなものだったりします。あれこれとデザインを考えているうちに、パラサウロロフスやイグアノドンといったカモノハシ竜は、どれも似通った体格(骨格?)だということに気付き、それならば何かベースとなるゾイドを考え、パーツの交換などでバリエーション展開ができるんじゃないかな――と思ったわけです。
そこで、先ずベースとなるイグアノドン型ゾイドのデザインを考え、そこから機能拡張を図る形で、パラサウロロフス型ゾイドを考えてみました。これがなかなかいい感じだった(と私は思った)ので、更に調子に乗って、トサカが特徴的なランベオサウルスを描いてみたという次第です。気を付けたことと言えば、頭部のトサカをブレードアンテナに見立てたことくらい。それくらい、かなり安易なデザインなのです(^^;