■機体説明
共和国軍が開発した、戦術偵察用ゾイド。小型軽量な機体で、俊敏かつ軽快な運動性能を誇る。機体設計にはブロックスシステムの開発で培ったノウハウがフィードバックされている(一説によれば、各部をユニット化したモジュラー構造が採用されているらしい)とも言われているが、真偽のほどは定かではない。最近では、背面のハードポイントに装備している戦術偵察システムを他の兵装と交換し、多目的に運用するためのテストが繰り返し実施されている。上図の機体も、そうしたテストに参加した改修機のひとつと思われる。
ほっそりしたというか、ひょろっとしたラインの恐竜型ゾイドを描いてみたくて、試行錯誤。その結果として辿り着いたのが、このコエロフィシス型ゾイドです。ポイントは、長い足です。言うなれば、足の付け根――腰からぶら下がるようにして、胴体やら尻尾やらがある。そんなイメージで描いています。
背中のハードポイントには、折りたたみ式のアームを介して、武器(ビーム砲?)が取り付けてありますが、それ以外にも色々な兵装ユニット(偵察ポッド、ロケットランチャー、対空機関砲など)を取り付けて、多目的に運用できるのではないかと考えています。戦場の主役にはならないけれど、脇役として地味に活躍する。そんなゾイドがもっとあってもいいですよね。