アルバートサウルス型ゾイド
Albertosaurus-Type

アルバートサウルス型ゾイド
アルバートサウルス型ゾイド

■機体説明

共和国軍によって開発が進められているアロザウラーに替わる中型陸戦ゾイドの試作機。近代化改修を経て再び実戦に投入されたアロザウラーではあったが、基本設計の古さは否めず、見通せる将来にわたって共和国軍の戦力の中核を担うことは困難であるとの判断から、共和国軍はアロザウラーの更新計画をかなり早い段階から進めていた。ネオゼネバス帝国による侵攻や、西方大陸への亡命、ガイロス帝国との軍事同盟締結など、目まぐるしい政治状況の影響を受けて、計画の進捗は遅れがちであったが、ついに試作一号機をロールアウトすることができた。その影には、対ネオゼネバスで結束した、ヘリック、ガイロス、エウロペの三者間での活発な技術交流があるとも言われている。


というわけで、アルバートサウルス型ゾイドです。例によって例のごとく、機体設定は完全に後付です(^_^;

アルバートサウルスというと、ティラノサウルスの親戚筋にあたる恐竜なので、とても前肢が小さいという外見的特徴があります。なので、そこのところをちゃんと踏まえて、いわゆるアロサウルス系列とのデザイン的な違いを意識するようにしました。あとは、共和国サイドの機体であるということを最初から考えていたので、アロザウラーのデザインも参考にしながら、ディテールを決めていきました。

他に細かいところでは、熱問題というのをひとつのテーマにしていて、尻尾や胴体下部のダクト、主砲後縁部のフィン…といったところで、機体内部で発生した熱を排出する仕組みを持っているんだよ~といったことを表現してみたつもりです。あとは、各部のエアインテークとか。

まぁ、内部のエネルギー伝導系が完全に超電導化されていれば、熱の問題も随分と違ってくるのでしょうけど、特にそういう言及がオフィシャルでなされていたとも聞いてないので。普通に、ゾイドくらい大きな機械が動き回れば、機関駆動系が相当の熱を持つだろうから、排熱機構を備えてないとオーバーヒートで動けなくなるだろうな…という感じですね。

もっとも、戦闘ゾイドが運用されるシチュエーションというのを真面目に考えたら、防弾処理をしていないエアインテークとか、エアダクトとか、放熱フィンとか、論外なんですけどね。