ワイバーン
Wyvern-Type

WYVERN(2002/04/06)

このワイバーン型ゾイドは、てぃえふさんのサイトで帝国空軍のことが話題になったことがきっかけで描いたものです。当時、帝国と共和国を比べたとき、こと空軍戦力に限って見るならば、明らかに共和国軍のほうが勝っていました。そこで、「ストームソーダー」に相当するスペックを有する空戦用ゾイドというコンセプトで、オリジナルなゾイドを考えてみることにしました。

別に、モチーフは何でも良かったのですが、あえてワイバーンにしたのには理由があります。ワイバーン型ゾイドといえば、「ギルベイダー」を思い浮かべる方が多いだろうと思いますが、アレは正確に言うとワイバーンの形をしていません。ワイバーンというのは、無論、空想上の生物なのですが、その姿は「前肢の無いドラゴン」であると説明されます。ところが、ギルベイダーには脚が4本ある。つまり、それは単なるドラゴン型であり、ワイバーン型とは呼べないはずなのです。

そこで、「正しいワイバーン型ゾイド」を指向しつつ、ラフを描き、てぃえふさんに送ったりもしました。その時は勢いで描いているから良いのですが、時間を置いて見直してみると、粗が目立って仕方がありません。そこで、思い切ってアップデートしてみたのが、上の線画です。「前肢の無いドラゴン」という基本的なプロポーションを押さえつつ、ギルベイダーのディテールを部分的に取り入れる方向(あくまでも、エッセンスとして)で、アレンジを加えています。

設定としては、「共和国軍に奪われた制空権を奪回すべく、帝国軍が送り込んだ新鋭空戦用ゾイド。ジェノザウラーの開発過程で得られた各種の技術的フィードバックが施され、極めて優れた性能を持つ戦闘ゾイドに仕上がっている。だが、開発の遅れからまとまった数を投入することができず、また既に戦況が共和国優位に傾いてしまっていたこともあって、エウロペ戦線で本機が活躍する余地は殆ど残されていなかった。ちなみに、ストームソーダーは、ワイバーンのプロトタイプの設計図をもとに共和国軍が開発したゾイドだと言われている」という感じです。



ILLUSTRATED BY SEIRAN-KAI.